フリーターでもカードローンで借りられる？審査に通るコツやおすすめのカードローンを解説

この記事を読んでいるあなたは、

• フリーターでもカードローンは使える？
• フリーターがカードローンの審査を通過するためのポイントは？
• フリーターがカードローンを利用する際の注意点は？

このように考えているかも知れません。

この記事では「フリーターがカードローンを利用できるのか、審査を通過するためのポイント」などについて紹介します。

フリーターがカードローンを利用する際の注意点や、よくある質問も解説するので、ぜひ参考にしてください。

なお、フリーターにおすすめのカードローン3選を以下の表にまとめたので、ぜひご利用ください。

フリーターでもカードローンで借りられる

フリーターでも、貸付条件を満たしていれば、カードローンでの借入が可能です。

カードローンは、担保や保証人不要で利用でき、審査が早い金融商品です。

資金使途も制限はなく、交際費や生活費、レジャー費など、さまざまな目的で利用できます。

多くのカードローンの利用条件は以下の通りです。

利用条件を満たしていれば、アルバイトやパートでも利用できます。

フリーターにおすすめのカードローン7選

フリーターにおすすめのカードローンは以下の通りです。

それぞれの特徴を解説します。

アコム

出典：https://www.acom.co.jp/

アコムは、182万人以上が利用している消費者金融カードローンです。

プライバシーに配慮した方法で郵送物の送付や在籍確認を行っているのが特徴で、原則勤務先への電話連絡は行っておらず、電話が必要な場合は、担当者の個人名で在籍確認をしています。

また、契約後のローンカードは「ACサービスセンター」からの郵送か、アコムの自動契約機（むじんくん）からの受け取りか選択が可能です。

なお、アコムの自動契約機（むじんくん）は、2024年11月現在で全国893ヶ所にあります。

そのため、地方にいても気軽に借りる事ができ、カードローンの利用が家族や勤務先に知られにくい点がメリットです。

申し込み条件	20歳以上の人 ※本人に安定した収入のある人
金利（実質年率）	3.0％～18.0％
借入限度額	800万円
無利息期間	最大30日間
在籍確認の有無	原則職場への電話はなく、書面や申告内容での確認を実施
必要書類	本人確認書類(免許証など) アコムで50万円を超える契約をする場合と他社を含めた借入総額が100万円を超える場合は、収入証明書
公式サイト	公式サイト

アイフル

出典：https://www.aiful.co.jp/

アイフルは、審査や融資のスピードが早い点が特徴です。

最短即日での融資を受けたい場合は、審査がおこなわれる9時～21時に申し込みましょう。

また、カードレスで申し込みをすれば、スマホアプリを使ってセブン銀行やローソン銀行のATMですぐに借入ができます。

WEBや電話で指定口座に希望の金額を振り込んでもらうよう依頼することも可能なため、申し込みから融資までがとてもスムーズです。

申し込み条件	満20歳～満69歳以下 ※定期的な収入と返済能力を有する人
金利（実質年率）	3.0％～18.0％ ※100万円以上：3.0％～15.0％
借入限度額	800万円
無利息期間	最大30日間
在籍確認の有無	原則在籍確認の電話はなし
必要書類	本人確認書類（運転免許証など） 顔写真アップロード アイフルで50万円を超える契約をする場合と他社を含めた借入総額が100万円を超える場合は、収入証明書
公式サイト	公式サイト

SMBCモビット

出典：https://www.mobit.ne.jp/index.html

SMBCモビットは、WEB完結申し込みであれば電話連絡や郵送物なしで融資を受けられます。

また、SMBCモビットではVポイントサービスを提供しているため、返済額200円ごとに1円相当のVポイントが付与されます。

貯めたVポイントは、TSUTAYAやファミリーマートなどで利用できるほか、1ポイント1円として返済にも使用可能です。

申し込み条件	満20歳～74歳の安定した定期収入のある人
金利（実質年率）	3.0％～18.0％ ※100万円以上：3.0％～15.0％
借入限度額	800万円
無利息期間	なし
在籍確認の有無	WEB完結なら電話連絡なし
必要書類	本人確認書類（運転免許証など） 収入証明書類（源泉徴収票の写し等）
公式サイト	公式サイト

プロミス

出典：https://cyber.promise.co.jp/APA01X/APA01X01

プロミスは、30日間の無利息期間が初回利用日からカウントされる点が人気のカードローンです。

カードローンの多くは、初回契約日から30日間が無利息期間とされており、利用開始前でも無利息期間が消化されます。

しかし、プロミスであれば初回利用日から無利息期間が始まるため、申し込みだけしておきたい場合でも最大限無利息期間を活用できます。

また、プロミスはWEBでの申し込みの場合、最短3分で融資が可能です。

24時間振込可能な金融機関の口座を登録すれば、24時間いつでも最短10秒で借入ができるため、急な出費でも安心です。

申し込み条件	18歳以上74歳以下の安定した収入のある人
金利（実質年率）	4.5～17.8％ ※100万円以上：4.5～15.0％
借入限度額	500万円
無利息期間	初回利用日から30日間
在籍確認の有無	原則電話連絡なし
必要書類	本人確認書類（運転免許証など） 収入証明書類（源泉徴収票の写し等）
公式サイト	公式サイト

レイク

出典：https://lakealsa.com/

レイクは、他社のカードローンより無利息期間が長く設定されている点が特徴です。

一般的なカードローンの無利息期間は最大30日間ですが、レイクでは、5万円までであれば最大180日間も無利息で融資を受けられます。

また、レイクは審査や融資のスピードが早く、WEB完結での申し込みも可能です。

カードレスで使える点も利便性が高く、人気があります。

申し込み条件	満20歳から満70歳まで
金利（実質年率）	4.5～18.0％
借入限度額	500万円
無利息期間	初回契約日から30日間 初回60日（Web申込限定・200万円限度）または180日（5万円限度）※いずれかのみ
在籍確認の有無	原則電話連絡なし
必要書類	Web（カード郵送なし）の場合：運転免許証・本人確認書類 Web（カード郵送あり）の場合：本人確認書類 自動契約機の場合：運転免許証または本人確認書類
公式サイト	公式サイト

楽天銀行スーパーローン

出典：https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/

楽天銀行スーパーローンは、申し込みから借入までWEB完結が可能です。

楽天銀行の口座を持っていれば24時間即時振り込みが行われます。

また、楽天銀行は、楽天カードや楽天証券の引き落とし先としても使えます。

そのため、カードローンの申し込みと一緒に楽天銀行口座の開設もしておくとよいでしょう。

そして、ネット銀行のなかでも低めに金利が設定されており、実質年率1.9％～14.5％である点も魅力的です。

申し込み条件	満20歳以上62歳以下 ※パート・アルバイト・主婦は60歳以下
金利（実質年率）	1.9～14.5％
借入限度額	800万円
無利息期間	適用無し
在籍確認の有無	あり
必要書類	本人確認書類：運転免許証や個人番号カードなど2種類 収入証明書類
公式サイト	公式サイト

三井住友銀行カードローン

出典：https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/

一般的な銀行カードローンは、申し込み時に口座開設が必須になる場合があります。

しかし、三井住友銀行カードローンは審査に通過すれば、三井住友銀行の口座を持っていなくても借入が可能です。

なお、三井住友銀行の普通預金口座を持っていれば、キャッシュカードでも借入ができます。

消費者金融系と比較して上限金利が低く、年1.5～14.5％に設定されている点も魅力的です。

申し込み条件	満20歳以上満69歳以下 ※三井住友銀行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる人
金利（実質年率）	1.5～14.5％
借入限度額	800万円
無利息期間	適用無し
在籍確認の有無	あり
必要書類	本人確認書類
公式サイト	公式サイト

カードローンの審査を通過できないフリーターの特徴

カードローンの審査に落ちてしまうフリーターには、以下のような特徴があります。

それぞれ詳しく解説します。

定職についていない

毎月の収入があり、生活ができているとしても、定職につかずにアルバイトを転々としている人は、審査に落ちてしまう可能性があります。

また、日雇い労働をくり返している場合も同様です。

カードローンの審査では、収入の安定性が重視されます。

まずは、定職につき、安定した収入を得てからカードローンを検討しましょう。

勤続年数が短い

勤続年数が短い場合も、収入が不安定であると判断され、審査を通過できない可能性があります。

また、勤続年数が1ヶ月程度の場合は、すぐに辞めてしまうと思われてしまいます。

仕事を始めたばかりの人は半年以上経過するまでは申し込みをひかえましょう。

すでに借入をしている

他社ですでに借入をしている人も審査では不利になります。

なぜなら、他社での借入があると、総量規制に抵触するからです。

総量規制とは、貸金業法で定められている制度で、消費者が過剰に借入をおこなって返済不能になるのを防ぐ目的で定められています。

総量規制では貸金業者からの借入は、年収の3分の1までとされ、すべての借入額の総量に適用されます。

ただし、金融機関のローンやショッピングクレジットは総量規制の対象外です。

クレジットカードや携帯料金の支払いを滞納している

クレジットカードや携帯料金の支払いを滞納している場合、審査に不利となります。

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの契約について、契約内容や支払い状況を記録したものです。

カードローン会社は、審査の際に個人の信用情報を確認します。

信用情報は記録されてから5年で回復するため、もし信用情報に傷がある場合はしばらく待つか、審査がゆるい借入方法を試すのがおすすめです。

フリーターがカードローンの審査に通るコツ

フリーターがカードローンの審査に通るコツは、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

借入希望額は必要最小限にする

借入希望額が少なければ、金融機関側の貸し付けリスクが下がるため、審査に通りやすくなるでしょう。

カードローンなら後から限度額の増額申請もできます。

審査が不安な場合は、まずは必要最小限で申し込みをしましょう。

他社からの借入を減らしておく

他社からの借入が多いと総量規制に抵触するため、審査に落ちる確率が上がります。

特に、4社以上から借りている人はほぼ確実に審査に落ちるといわれています。

なお、クレジットカードのキャッシングも借入にあたるため、複数社で借入をしている人は返済に注力し、借入件数を減らしましょう。

収入証明書を用意する

カードローンを利用するためには、安定した収入が求められます。

フリーターは会社員よりも収入の安定性が低いため、収入を証明する収入証明書を用意しましょう。

以下の書類が収入証明書に該当します。

また、アルバイトをかけもちしている場合には、勤続年数と1週間あたりの勤務日数が1番多い職場を勤務先として申告しましょう。

勤続年数が長くて安定した収入の見込みがあれば、審査に通りやすくなります。

正当な借入理由にする

借入理由は正当なものを記載するようにしましょう。

借入理由を「ギャンブル」などにしてはいけません。

以下のような正当な借入理由を記入しましょう。

カードローンの使い道は自由ですが、借入方法がギャンブルだと審査の際に確実に印象が悪くなります。

借入理由で印象を悪くしないよう、正当な使い道を考えましょう。

同タイミングで複数のカードローンに申し込まない

短期間に複数社に申し込みをすると「極度にお金に困っていて返済能力がない」と判断されます。

短期間に複数のカードローンに申し込む状態を「申し込みブラック」といい、ほぼブラックリストにのったような状態になります。

同時に4社以上に申し込んでいる場合は、ほぼ確実に審査に落ちるため、返済や借入先を一箇所にまとめるおまとめローンの利用を検討しましょう。

フリーターがカードローンを利用する際の注意点

フリーターがカードローンを利用する際には以下の点に注意しましょう。

1つずつ詳しく解説します。

勤務状況や収入などを虚偽報告しない

審査に通過するために、勤務形態や収入を少しでもよく見せようと、虚偽の報告をしてはいけません。

金融機関は、信用情報機関から本人情報を確認します。

誤った情報を記入すると、マネーロンダリングや違法性を疑われ審査に通過しません。

また、最悪の場合、公文書偽造罪に問われ、3年以下の懲役又は20万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

職場へ在籍確認が行われる

審査の際は、利用者が本当に働いているかを確認するため、カードローン会社から職場へ電話で確認確認が行われます。

ほとんどのカードローンは会社名を名乗らず個人名で電話をしてきますが、職場の人に電話について尋ねられるかもしれません。

消費者金融の場合は電話連絡をせず、書類で対応してくれる会社もありますが、フリーターだと難しい場合もあるでしょう。

怪しまれないよう「クレジットカードを申し込んだ」などと説明しましょう。

借金の返済目的で利用しない

借金返済のためにさらに借金をしようとすると、金融機関から「貸倒れリスクが高い」と判断されやすいため、審査には通過しません。

月々の返済が苦しい場合は、新たな借金をするのではなく、別の方法でお金を用意しましょう。

なお、返済ができなくなって滞納してしまうと、年20.0%の遅延損害金を支払う必要があるため、注意が必要です。

カードローンの利用前に返済計画を立てる

カードローンを利用する際には、返済計画をきちんと立てて余裕のある借入をしましょう。

返済計画を立てておけば、無理な借入や返済困難を回避できるため、返済の遅れや延滞の心配を軽減できます。

また、カードローン会社に「余裕をもって返済できそうだ」と判断されれば、審査の通過率も上がります。

闇金や個人間融資は利用しない

闇金や個人間融資は、法外な利息や違法な取り立てなどをおこなっている可能性があるため、利用してはいけません。

闇金とは、貸金業の登録をせずに営業を行ったり、登録を受けていても法律の上限を超える高金利で貸付を行ったりする違法な業者です。

個人間融資とは、個人同士でお金の貸し借りをする行為です。

個人間融資であっても、継続して金銭を貸し付ける行為は貸金業に該当します。

基本的に貸金業の登録を受けていない者が個人間融資を行うことは、貸金業法違反に該当するためリスクがあります。

そのため、必ず銀行や消費者金融など、法律に基づいて貸付をおこなっている会社から借入をしましょう。

フリーターのカードローンに関してよくある質問

最後に、フリーターのカードローンに関してよくある質問をまとめます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

フリーターはカードローンでいくらまでお金を借りられる？

フリーターのカードローンでの借入限度額は、収入によって異なります。

総量規制では、年収の3分の1までと定められています。

たとえば、アルバイトでの年収が150万円の人の借入限度額は50万円です。

ただし、年収が同じでも、フリーターは正規雇用の人よりも収入の安定性が低いとみなされる傾向があります。

故にフリーターの場合は、借入限度額が低くなりがちであるため、大きな金額を借りるのは難しいでしょう。

フリーターはカードローンで即日融資を受けられる？

フリーターでも、消費者金融カードローンを利用すれば即日融資が受けられます。

特に、Web申し込みは手続きが簡単で、審査結果も早く出ます。

ただし、申込時間や審査によって希望通りにならない場合もあります。

急にお金が必要になった場合は、消費者金融カードローンにWebで申し込みをしましょう。

19歳のフリーターでもカードローンでお金を借りられる？

対象年齢が18歳以上の消費者金融カードローンであれば借りられます。

2022年度に対象年齢が20歳から18歳に引き下げられ、ローンなどのサービスを自己判断で契約できるようになりました。

しかし、銀行カードローンの場合は、満20歳以上が申込条件とされているケースがほとんどです。

そのため、19歳フリーターの場合は消費者金融カードローンを選ばざるを得ないでしょう。

フリーターでもカードローンで家を買える？

フリーターの借入限度額を考えると、中古車は購入できる可能性がありますが、新車や家は買えないでしょう。

収入が多ければ借入限度額も高く設定されますが、それでも住宅購入の頭金には足りない可能性があります。

ただし、フリーターでも勤続年数が3年以上であれば、住宅ローンに申し込める希望があります。

また、借入資金の使用用途が住宅やマイカーの購入と決まっているのであれば、住宅ローンやマイカーローンの方が借入条件もよいため、それらのローン利用も検討してみてください。

フリーターでも在籍確認はある？

在籍確認はおこなわれますが、電話の有無は審査内容によって異なります。

近年では電話以外の方法で在籍確認をおこなうケースも増えています。

勤務先に連絡が来るのに抵抗がある人は、電話連絡のないカードローンを選びましょう。

【まとめ】フリーターでもカードローンで借りられる

この記事では「フリーターがカードローンを利用できるのか、審査を通過するためのポイント」などを紹介しました。

フリーターでも、貸付条件を満たしていれば、カードローンでの借入が可能です。

ただし、借入希望額は必要最小限にしたり、同時に複数社に申し込まないようにしたりなど、審査に通りやすくする工夫が必要です。

また、カードローンを利用する際は事前に返済計画を立て、返済を滞納しないよう十分に気を付けましょう。