総量規制オーバーでも借りれる？即日で借りれる総量規制対象外の借入方法を解説

消費者金融やクレジットカードキャッシングで年収の3分の1を超える借り入れを試みたものの、断られてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

貸付けが断られてしまった理由は、貸金業法で定める総量規制により年収の3分の1を超える借り入れが禁止されているからです。

ただし、世の中には総量規制対象外のローンがあり、年収の3分の1を超えていたとしても借りられる可能性があります。

そこで本記事では、総量規制対象外に設定されているおすすめのローンや借りる際のコツ、注意点などについて詳しく解説します。

本記事を読み終える頃には、総量規制に関する知識が身に付き、自分に合ったプランを上手に選択できるでしょう。

なお、スーパーブラックでも即日で借りられる消費者金融を知りたい方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

総量規制対象外のローンなら年収の1/3以上を借りられる

総量規制で借り入れできなかった場合、総量規制対象外のローンに申し込むのがおすすめです。

総量規制対象外のローンと総量規制対象のローンは、主に次の通りです。

総量規制対象外のローン	総量規制対象のローン
借り換えローン おまとめローン 住宅ローン 自動車ローン 銀行カードローン クレジットカードショッピング枠 高額医療費貸付制度	消費者金融 クレジットカードキャッシング枠 信販会社からの借り入れ

総量規制対象のローンに該当する場合は年収の3分の1を超える借り入れができない一方で、総量規制対象外のローンは年収の3分の1を超える場合でも融資を受けられます。

総量規制対象外のローンと総量規制対象のローンの違いについて、本項で詳しく解説します。

総量規制対象外のローン一覧

総量規制対象外に該当するローンは、次の通りです。

総量規制対象外のローンは、総量規制の例外貸付と総量規制の除外貸付の2種類に大きく分けられます。

総量規制の例外貸付は総量規制の残高になる反面、総量規制の除外貸付は総量規制の残高に反映されてない特徴があります。

残高に反映される場合は借入枠が狭まり、残高に反映されない場合は借入枠に影響を及ぼしません。

また、住宅ローンや自動車ローンなどの総量規制の除外貸付は、厳しい審査が実施される場合が多いです。

年収の3分の1を超える貸付けを希望する際は、総量規制対象外のローンに絞って申し込みましょう。

総量規制対象のローン一覧

総量規制対象に該当するローンは、次の通りです。

総量規制対象のローンは、消費者金融・クレジットカードキャッシング枠・信販会社の借り入れが該当します。

貸金業者が個人向けに提供しているローンが対象となっており、年収の3分の1を超える借り入れができません。

そのため、年収300万円の人は、総量規制対象のローンの中から100万円まで借りられる計算です。

総量規制対象のローンからお金を借りる場合は、年収の3分の1を超えない範囲で融資を受ける必要があります。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融カードローン

総量規制オーバーでも融資を受けられる消費者金融カードローンは、次の通りです。

アコムの借換え専用ローン（おまとめローン）

出典：https://www.acom.co.jp/lineup/borrow/

アコムの借換え専用ローン（おまとめローン）は毎月の金利や返済金額の負担が軽減されるため、返済総額を抑えられる効果が期待できます。

そのため、現在のローン契約の金利が高いと感じている際は、積極的に利用すると返済負担を下げられる可能性があります。

また、原則電話連絡による在籍確認が実施されないため、職場の人にバレずに借り入れ可能です。

さらに、返済期間は最長12年3ヵ月に設定されており、無理のない範囲で返済が進められる体制が整っています。

アイフルのおまとめMAX・かりかえMAX

出典：https://www.aiful.co.jp/borrow/products/combine/

アイフルのおまとめMAX・かりかえMAXは、貸金業者・銀行ローン・クレジットカードのリボ払いなどが対象です。

パソコンやスマホから24時間365日いつでも申し込めるうえに、最短即日で融資が完了する可能性があります。

また、カードレスや口座振替登録をすれば、カードや利用明細書などの郵送物がなく家族にバレる心配がありません。

さらに、複数社に及んでいる借り入れをまとめられるため、毎月の返済負担が軽減できる効果があります。

総量規制対象外のローンに設定されており、年収の3分の1を超えていても借りられて利便性が高いです。

SMBCモビットのおまとめローン

出典：https://www.mobit.ne.jp/lp/loannoteomatome/index.html

SMBCモビットのおまとめローンは複数社のローン契約中に利用すると、金利や返済金額の負担が軽減される効果があります。

また、毎月の返済日が1回にまとめられ、1つずつ返済日を管理していた日々から解放されます。

さらに、スマホや電話からいつでも申し込めるため、店舗への来店なしに契約可能です。

返済期間は13年4ヵ月と長期間にわたって設定されており、無理のない範囲で余裕を持って返済できます。

利息支払い額200円ごとにVポイントが1ポイント貯まることから、少しでもお金を節約したい際に便利です。

プロミスのおまとめローン（借換えローン）

出典：https://cyber.promise.co.jp/APD03X/APD03X08

プロミスのおまとめローンは、貸金業者から複数ローンがある際や総量規制で定める年収の3分の1を超える借り入れがある際に便利です。

金利は年6.3～17.8%に設定されており、現在契約中のローンが高金利の場合に利息を抑えられる可能性があります。

また、契約中のローンをまとめられると、毎月の返済金額が軽減されるうえに返済日が毎月1回で管理しやすいです。

さらに、「返済金額と金利の見える化」ができるため、段階的に借入残高が減っていくことが実感できます。

返済日は毎月5日・15日・25日・末日の4種類から選択でき、給料日に合わせて返済可能です。

レイクのレイク de おまとめ

出典：https://lakealsa.com/cashing/other/omatome/

レイクのレイク de おまとめは20歳～70歳の人が申し込めるため、幅広い年齢層に向けてサービスが展開されています。

そのため、毎月安定した収入がある人であれば、手軽にお金を借りられる体制が整っています。

また、消費者金融やクレジットカードキャッシング枠に加えて銀行カードローンの借り入れにも対応しており、お得に利用可能です。

消費者金融のおまとめローンでは銀行カードローンを対象にしていない場合もあるため、銀行からお金を借りている際に適しています。

平日だけではなく土日でも専用ダイヤルが利用でき、仕事で忙しい人でも手軽に申し込み可能です。

総量規制オーバーでも借りられる中小消費者金融カードローン【即日可能】

総量規制オーバーでも融資を受けられる中小消費者金融カードローンは、次の通りです。

いつものおまとめローン

出典：https://www.126.co.jp/borrow/products/summary_loan

いつものおまとめローンは貸金業者に加えて銀行ローンも対象になっているため、幅広いローンに対応しています。

複数のローンをまとめると返済負担が軽減され、返済日が1回となり「借金の見える化」に役立ちます。

パソコンやスマホから24時間365日いつでも申し込めるうえに、カードレスで契約可能です。

また、郵送物や電話連絡による在籍確認が実施されないため、家族や職場の人にバレる心配がありません。

返済期間は最長でも5年に設定されており、短期間で返済をしたい際におすすめのサービスです。

※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。

アローの借り換えローン

出典：https://www.my-arrow.co.jp/

アローの借り換えローンは返済期間が最長15年と長めに設定されているため、余裕を持って返済できます。

おまとめローンの中には10年以下などに定められている場合もあり、長期間にわたって返済したい際に使い勝手が良いです。

また、申し込みの際の審査は最短45分で完了するうえに、最短即日で融資が受けられるスピード感があります。

スマホアプリから申し込みであれば、郵送物が一切なく家族にバレずに借り入れ可能です。

原則として電話連絡による在籍確認が実施されないため、職場の人にバレる心配もありません。

※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。

セントラル

出典：https://011330.jp/

セントラルは20歳以上の定期的な収入と返済能力がある人であれば、お金を借りられる可能性が高いです。

100～300万円が契約限度額に設定された際は金利が年4.80～15.00%となり、現在契約中のローンよりも低金利にまとめられる場合があります。

また、インターネットから申し込めるうえに、自動契約機「セントラルくん」から最短即日で融資を受けられます。

「Cカード」を利用して、全国に設置されているセブン銀行ATMから簡単に借り入れや返済が可能です。

女性専用ダイヤルが用意されており、男性に相談することに抵抗がある人でも身構えることなく申し込めます。

※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。

フクホーの借換えローン

出典：https://fukufo.co.jp/

フクホーの借換えローンは貸付金額が100～200万円に定められると、金利が年7.30～15.00%に設定されます。

現在契約中のローン金利が年15.0%を超えている場合は、低金利で変更できる可能性が高いです。

また、20歳以上の定期的な収入や返済能力がある人であれば、問題なく融資を受けられます。

さらに、返済期間は最長10年に設定されており、時間をかけて返済したい際に使い勝手が良いです。

パソコンやスマホから24時間365日いつでも申し込めるうえに、平日の午前中までに申し込むと最短即日で融資を受けられる可能性があります。

キャレント

出典：https://ca-rent.jp/

キャレントは返済期間が最長10年に設定されており、資金状況に合わせて余裕を持って返済できる体制が整っています。

パソコンやスマホから24時間365日いつでも申し込めるうえに、申し込み時の入力項目が少ないです。

また、平日14時までに申し込みを完了させると、最短即日での振込みが完了します。

さらに、カードレスに対応している関係で、全国どこからでも指定口座に即時で入金されます。

公式サイト内に「返済シミュレーション」が用意されており、事前にどの程度返済負担が軽減できるのかを確認可能です。

フタバ

出典：https://www.822828.jp/

フタバは融資限度額が1～50万円に設定されており、年収が低めの人にとって使い勝手の良いローンです。

融資限度額が10～50万円に定められた場合は年利が14.959％～17.950％になり、現在契約中のローンより低くなる可能性があります。

返済期間は最長6年に設定されているため、少額の借り入れを短期間で返済したい際に便利です。

また、パソコンやスマホから24時間365日いつでも申し込めることから、仕事で忙しい人でも都合の良いタイミングで借りられます。

さらに、平日16時までに申し込みを完了させると、来店不要で最短即日で融資が完了する可能性が高いです。

スカイオフィス

出典：https://skyoffice.info/

スカイオフィスはインターネットから24時間365日いつでも申し込めるうえに、14時までの申し込み完了で最短即日で融資を受けられます。

融資限度額は1～50万円に定められており、少額の借り換えを希望している際に使い勝手が良いです。

また、返済期間は最長5年に設定されていることから、短期間で返済したい際に適しています。

申し込み年齢は20歳以上で安定した収入があれば、アルバイトやパートでも融資を受けられる可能性が高いです。

電話連絡による在籍確認は担当者の個人名を名乗るシステムになっており、プライバシーに十分配慮されています。

ダイレクトワンのお借り換えローン

出典：https://www.directone.co.jp/directone/03_products/karikae.html

ダイレクトワンのお借り換えローンは、カードローン・クレジットカードキャッシング・リボ払いなどを1本化することに役立ちます。

ショッピング枠のリボ払いや銀行カードローンに対応している中小消費者金融は数少ないため、貴重な借り換えローンです。

返済期間は最長10年に設定されており、長期間にわたって返済したい際に使い勝手に優れています。

また、急ぎでお金を借りたい場合は平日の10時～17時に店舗へ来店すると、最短即日で融資を受けられる可能性が高いです。

借り換えローンの対象となる商品が多い代わりに、申し込み年齢が25歳以上と高めに設定されていることに注意しましょう。

ベルーナノーティス

出典：https://www.b-loan.jp/

ベルーナノーティスは申し込み年齢が20歳～80歳までと幅広い年齢層の人に向けて、サービスを展開している特徴があります。

60歳以上の人をはじめとして高齢者になるほど融資実績が高く、年齢条件で他社から融資を断られたことがあっても安心です。

営業時間は平日9時～20時、土曜日と祝日は9時～17時と日中に時間が取れない場合でも、安心して利用可能です。

また、初めて契約をする際に加えて、完済後に再度利用しても、「借入日の翌日から14日間」の無利息サービスが適用されます。

さらに、女性利用者が7割以上を誇っており、相談をためらっていた女性でも気兼ねなく問い合わせられる環境が整っています。

中央リテールのおまとめローン

出典：https://chuo-retail.com/consolidation.php

中央リテールのおまとめローンは、融資限度額が最大500万円と中小消費者金融の中でも高額に設定されています。

また、他社からの借り入れが5社以上かつ200万円以上ある人が対象となっており、金利や返済負担を減らせる可能性が高いです。

下限金利は年10.95%と高めに設定されている反面、上限金利は年13.0%と比較的低めに定められている特徴があります。

そのため、現在契約中のローン5社すべてが年13.0%を超えている際は、返済負担を軽減できる場合が多いです。

なお、契約をする際は、東京の渋谷まで出向く必要があることに注意しましょう。

総量規制外の銀行カードローンは自主規制により借入が厳しい

銀行カードローンは消費者金融カードローンとは異なり銀行法が適用されるため、総量規制の対象外に定められています。

ただし、近年お金の貸し過ぎにより消費者が返済できない事態を避けるために、金融庁から自主規制の指示が出ているのです。

総量規制の対象外の銀行カードローンにおける自主規制についてまとめましたので、本項であらかじめ確認しましょう。

2017年から自主規制を開始している

総量規制の対象外である銀行カードローンは、2017年4月から自主規制により高額の借り入れが厳しい傾向になっています。

自主規制により貸付け上限額は2分の1または3分の1の制限により、年収の3分の1を超えるお金が借りられない可能性があります。

銀行カードローンで高額が借りられない理由は、貸し過ぎによって消費者が返済できない事態を金融庁から指摘されているためです。

そのため、総量規制の対象外だからといって高額の借入限度額を希望しても、審査に通らないリスクが高いです。

銀行カードローンを利用する場合は、貸付け上限額の2分の1または3分の1を超えない程度で申し込みましょう。

ネット銀行でも厳しい審査を通過しなければならない

ネット銀行が提供するカードローンも総量規制の対象外ではありますが、店舗窓口を有する銀行カードローンと同様に厳しい審査を通らなければなりません。

実際にネット銀行の多くは本人確認書類に加えて、希望する借入限度額によって収入を証明する書類の提出を求める場合がほとんどです。

そのため、銀行カードローンと同様に希望額が高額になるほど、審査基準が上がる可能性が高いといえます。

また、ネット銀行も貸し過ぎによる「貸し倒れリスク」を恐れているため、年収の3分の1を超える貸付けをすることは考えにくいです。

ネット銀行カードローンで融資を受けたい場合でも、年収の3分の1を超えない範囲で申し込みましょう。

カードローン以外の総量規制オーバーの人が借りる方法

総量規制オーバーでもお金を借りたい際は、カードローン以外にも融資を受けられる方法が存在します。

実際にお金を借りる前にカードローン以外にどのような方法があるのかを、本項であらかじめ確認しましょう。

ろうきん｜キャンペーン期間なら年収以上も借りられる可能性がある

出典：https://chuo.rokin.com/

ろうきんはキャンペーン期間中であれば、総量オーバーでもお金を借りられる場合があります。

銀行カードローンなどと異なり労働金庫法に基づいて非営利目的で運営されており、総量規制の対象外に設定されています。

一般勤労者でも年5.275～8.475%に定められているため、銀行カードローンよりも低金利で借り入れ可能です。

また、勤続年数が高い人ほど審査優遇や金利優遇が受けられる可能性があり、お得にお金を借りられます。

そのため、総量規制オーバーでも利息を抑えてお金を借りたい場合は、ろうきんの利用を検討しましょう。

JAバンク｜農協に出資していれば上限なしで借りられる可能性がある

出典：https://www.jabank.org/

JAバンクは農業協同組合や信用農業協同組合連合会が運営しており、農協に出資していると上限なしで借りられる可能性が高いです。

JAバンクの法律に基づいて非営利目的で運営されているため、総量規制の対象外に定められています。

ただし、高額の借り入れになる場合は銀行カードローンと同様に、厳しい審査を通過しなければならないことは間違いありません。

JAバンクは組合員の出資により運営が成り立っている観点から、組合員からの申し込みだと審査優遇が受けられる可能性があります。

そのため、現状JAバンクに出資金を支払っている人は、総量規制オーバーでも申し込んでみる価値があるでしょう。

信用金庫｜150万円以上の年収があれば総量規制以上を借りられる

出典：https://www.shinkin.co.jp/

信用金庫はろうきんやJAバンクと同様に総量規制の対象外であるうえに、150万円の年収を得ていれば総量規制オーバーでも借りられます。

信用金庫によっては前年度の年収が150～500万円以上に設定されている場合があり、毎月安定した収入がないと借りられません。

年収150万円を確保するためには、最低でも毎月13万円以上を稼ぐ必要があり、安定した収入を得ていることが必須です。

そのため、会社員や公務員など定期的に安定した収入が確保できている場合は、総量規制オーバーでも借りられる可能性があります。

なお、居住地の信用金庫がいくらの年収を申し込み条件としているのかは、あらかじめチェックしておきましょう。

総量規制オーバーでも借りるコツ

総量規制オーバーで融資を受ける場合は、少額でお金を借りる場合よりも審査基準が厳しくなる傾向にあります。

審査に通る確率を少しでも上げるためにも、本項であらかじめ総量規制オーバーでもお金を借りるコツを確認しましょう。

毎月安定した収入を得ておく

総量規制オーバーでも融資を受けられる確率を上げるには、毎月安定した収入を得ておくことが必須です。

消費者金融や銀行カードローンが安定した収入を求める理由は、「貸し倒れリスク」を避けるためです。

年収の3分の1を超えるお金を借りる際は高額になる場合が多く、借入額に見合った収入を得ておく必要があります。

また、安定した収入があれば審査に通りやすくなるだけではなく、返済する際にも余裕を持って対応可能です。

そのため、総量規制オーバーで融資を受けたい場合は、毎月安定した収入を得ることを最優先にしましょう。

他社からの借入額や借入件数を減らしておく

総量規制オーバーでも融資を受ける確率を高めたい際は、他社からの借入額や借入件数を減らしておくことが重要です。

審査担当者は信用情報で他社からの借入状況を確認しており、複数社から借り入れていると審査に落ちる可能性があります。

他社からの借入額や借入件数が多いと審査に落ちやすい理由は、「貸し倒れリスク」が高いと見なされるためです。

特に、年収の3分の1を超える借入限度額を希望している場合は、貸し倒れが発生する確率が高いと判断されやすい傾向にあります。

審査担当者から良い印象を与えるためにも、他社からの借入額や借入件数をあらかじめ減らしておきましょう。

収入が証明できる書類を用意する

総量規制オーバーで融資を受ける際は借入限度額が高額に及んでいるため、収入を証明できる書類を用意しましょう。

収入を証明できる主な書類は、次の通りです。

上記の書類を事前に準備しておくと年間でどの程度稼いでいるのかわかりやすく、審査担当者から「返済能力がある」と判断されやすいです。

また、借入金額が50万円以上になる場合や他社と合算して100万円を超える場合は、収入がわかる書類の提出を求められます。

「貸し倒れリスク」が少ないことを証明するためにも、あらかじめ収入が証明できる書類を用意しておきましょう。

在籍確認の電話に漏れなく対応する

総量規制オーバーでお金を借りる際の審査では在籍確認が実施される可能性が高いため、漏れなく電話対応をしましょう。

審査担当者が電話連絡による在籍確認を行う理由は、申込者が実際に申請した会社で働いているのかを確認するためです。

また、在籍確認の電話に積極的に対応する姿勢を見せると、融資を受けることに前向きであることを示せます。

申込者本人が在籍確認の電話に対応できなかったとしても、申請した会社に在籍していることが確認できれば無事に完了します。

なお、オペレーターの個人名で電話がかかってくるため、プライバシーに配慮されており安心です。

同時期に複数社に申し込まない

総量規制オーバーで審査に落ちた際の保険として同時期に複数社に申し込んだとしても、審査に落ちる危険性が高いです。

同時期に複数社に申し込む行為は、審査担当者から「お金に困って申し込んだ」と見なされるリスクがあります。

また、同時期に複数社に申し込んだ履歴は信用情報に登録されるため、審査担当者からの心証が悪くなる可能性が高いです。

複数社に申し込んだ情報は少なくとも半年間は登録され、信用情報から消去されるまでは申し込めません。

そのため、審査担当者から不要な疑いを持たれないためにも、1社に絞ったうえで申し込みましょう。

総量規制オーバーで借りる際の注意点

総量規制オーバーでお金を借りる際は、少額の融資を受ける際よりも気を付けるべきポイントが多数あります。

利用する際の注意点を知らずに後悔する前に、事前に本項を確認して上手に融資を受けましょう。

嘘の年収を申告すると契約が取り消しになる可能性がある

申し込み時に偽りの年収を申告した場合は、契約取り消しになる可能性があることに注意が必要です。

偽りの年収を申告すると契約取り消しになる理由は、「嘘を付いてまで審査に通りたい人」と見なされるためです。

また、嘘の年収を申告して審査に通ったとしても、一括請求や強制解約になる可能性もあります。

さらに、嘘の年収で融資を受けられた場合でも、返済できず苦しい状況に追い込まれてしまうリスクが高いです。

そのため、審査にどうしても通りたいと感じたとしても、偽りの年収提示は避けましょう。

総量規制対象外のローンだからといって必ず審査に通るとは限らない

銀行カードローンやおまとめローンなどの総量規制対象外のローンだとしても、必ず審査に通るとは限りません。

総量規制対象外のローンであったとしても年収の2分の1や3分の1に迫る借入限度額を希望している場合は、厳しい審査が行われます。

そのため、審査担当者から「返済能力がない」と見なされると、審査に落ちる危険性が高いです。

総量規制対象外のローンに通る確率を上げるためには、申し込み前に収入が証明できる書類を用意しておく方法があります。

審査が行われるローンに申し込む際は、最善の準備をしたうえで審査に臨みましょう。

クレジットカードの現金化は規約違反になるため注意

クレジットカードのショッピング枠は総量規制対象外に当たりますが、現金化をすると規約違反で強制解約になる危険性があります。

クレジットカードのショッピング枠の現金化とは、ショッピング枠を現金に換金する目的で利用することです。

ショッピング枠を現金化する行為は規約違反と見なされて、利用中のクレジットカードが二度と使えなくなる可能性があります。

また、ショッピング枠の現金化を持ちかけてきた業者に依頼しても、手数料が差し引かれて全額が返ってこないリスクも高いです。

総量規制対象のキャッシング枠も使えなくなるリスクがあるため、クレジットカードの現金化は避けましょう。

総量規制に関係なく法外な契約を提案する場合は違法業者の可能性が高い

総量規制対象および対象外に関係なく「審査なし」や「審査甘い」などと謳っている場合は、違法業者を疑わなければなりません。

銀行カードローンやおまとめローンなどの総量規制対象外のローンであっても、必ず審査が実施されます。

一方、違法業者は自分たちの利益だけを考えているため、審査なしで法外な契約を提案してくる可能性が高いです。

違法業者からお金を借りてしまうと法外な利息を請求されたり、執拗な取り立てに遭ったりするリスクがあります。

そのため、「審査なし」や「審査甘い」などと謳っている業者からお金を借りることは、控えましょう。

総量規制オーバーでも借りられるカードローンに関してはよくある質問

総量規制オーバーでも借りられるカードローンに関してよくある質問は次の通りです。

総量規制を超えると罰則がありますか？

総量規制を超えたとしても、法的な罰則を受けるわけではありません。

ただし、借り入れ前に計画を立てていないと返済不能に陥る可能性が高いです。

総量規制を超えていてどうしても返済が苦しい場合は、おまとめローンを利用して債務を1つにまとめる方法もあります。

総量規制を超える借り入れをする際は、細心の注意を払ったうえで利用しましょう。

総量規制を超える借り入れは多重債務に陥る可能性がありますか？

総量規制を超える借り入れは多重債務に陥る可能性が高いため、利用する際に十分な注意が必要です。

貸金業法で定める総量規制には、過度な借り入れから消費者を守るための制度として定められた経緯があります。

そのため、銀行カードローンなどで総量規制を超える借り入れができたとしても、多重債務に陥る危険性に変わりはありません。

総量規制を超える借り入れを希望する場合は、自転車操業にならないように細かな資金管理が重要です。

総量規制を超えても新たに借りられますか？

総量規制を超える借り入れをしていたとしても、総量規制対象外のローンであれば問題なく新たに借りられます。

総量規制対象を超えていても新たに借りられるローンの例は、次の通りです。

ただし、上記のいずれのローンを利用する場合でも借金であることには変わりないため、返済能力の範囲内でお金を借りましょう。

総量規制オーバーでも借りられるカードローンまとめ

総量規制オーバーでもお金を借りたい場合は、総量規制対象外のローンを選択することが必須です。

総量規制対象外のローンは例外貸付と除外貸付の2種類に分かれており、借り換えローンや銀行カードローンなどが該当します。

消費者金融でも総量規制対象外となる借り換えローンやおまとめローンを提供している業者があり、目的や状況に応じて上手に使い分けられます。

また、銀行カードローンに加えてろうきん・JAバンク・信用金庫も総量規制対象外で、総量規制オーバーで借りる際に有効です。

総量規制オーバーでお金を借りる際でも、安定した収入や他社からの借り入れを減らしておくことは必須事項といえます。

さらに、審査に通るか不安に感じているからといって嘘の年収を申告したり、違法業者を利用したりすることは避けるべきです。

総量規制オーバーでお金を借りる行為は多くのリスクも伴うため、あらかじめ返済計画を立ててうえで利用しましょう。