新年の挨拶と2020年のテーマ

新年の挨拶と2020年のテーマ

新年あけましておめでとうございます。

税理士の山田です。

 

新年が明けまして2020年となりました。

2020年はオリンピックイヤー。どんなオリンピックになるのか今から楽しみです。

 

一方でゴーン被告が海外逃亡という衝撃的なニュースが昨年末に飛び込んできました。

レバノンと日本では犯罪人引き渡し条約がないために、ゴーン被告を日本に連れてくることは困難であると言われています。日本にいなければ裁判の継続が不可能ですから、日本の法律で裁くことは出来ません。ある意味では法律の力が及ぶ範疇を超えてしまっています。

 

同じ税法という法律を扱う立場として、法律の限界を感じる事件でもあります。日本では租税法律主義と言って、何人(なんびと)も法律の根拠がなければ、租税を賦課されたり、徴収されたりすることがないとする考え方、を採用しています。

当然と言えば当然ですが、法律はあくまで手段であり、秩序を保つために法律が作られています。全ての法律が正しく作られているかというとそんなことはなく、特に税法に関して趣旨に反して課税されてしまうケースや、趣旨に反して逆に課税されないケースもあります。憲法第30条では、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う」と定められていますので、毎年税制の改正が行われています。それだけ、税法という法律は国の統治において重要な法律です。

 

税法を扱う立場として個人的な生涯の目標として、『日本の税制改正に関わることで日本の税金をよりシンプルにする』ということを掲げます。今後は情報の発信をより積極的に行っていき、メディアからの取材や寄稿・出演など積極的に行っていきたいと思っています。

 

また、2020年アンパサンドのテーマは『感動が生れる仕事』を掲げます。

 

好きなコンサルタントの言葉で、『クライアントは自らのニーズを解っていない』という言葉あります。クライアントが自ら気付いていなかったニーズに応えるサービスをしたとき、期待を超えたサービスを受けた時に感動は生まれると思っています。

 

『覚えていてくれたんですね』『そんなことまで知っているんですね』『対応がめちゃくちゃ早いですね』『良い提案をして頂いてありがとうございます』こう言った言葉を頂いたときに感動は生まれていると思います。

 

人間ですので、100%完璧な仕事をすることは出来ません。ミスをすることも必ずあります。如何にミスが無い仕事をするか、ということはもちろん大事なのですが、&でプラスアルファの価値を感じて貰える仕事をすることがアンパサンド(&)の価値です。

 

また、経理代行や税務申告代行という業務は、自己満足の仕事になりがちです。自分が良いかどうかではなく、相手にとって良いかどうか、という尺度で、より良いサービスを追求して参ります。

 

2020年もアンパサンド税理士法人をどうぞ宜しくお願い申し上げます。