補助金に関して気を付けることはありますか?
大きなポイントとして以下の三つを抑えましょう。
①将来予測される対象経費があるか
補助金は中小企業が新しい事業活動を行うためにかかった経費に対して、一定率の補助を行うものです。つまり、経費がかからないと補助は出ません。また、補助金の制度ごとに対象となる経費が限定されますので、まずは将来予測される経費を洗い出し、それに合致する制度があるかを探しましょう。
②補助金受給のためには審査がある
補助金の申請にあたっては、制度ごとの趣旨に照らした事業計画書を策定し、事務局に提出をします。当局がそれを審査して、制度の趣旨に合致する事業を選定し、採択の通知を行います。つまり、全員が貰えるものでがありません。補助金の制度や時期にもよりますが採択率は3割~5割程度のものが多いです。
③国の予算があるため、募集時期が限られている
補助金の制度は常に募集を行っているものではなく、募集期間が限られます。国の予算が決まるのが大体毎年1月頃ですので、募集が3月頃から徐々に開始して行きます。募集期間を逃すと補助金を貰えるチャンスを逃しますので、事前の準備が大切です。早めの相談にお越しください。