《社内交流会①》第1回 寄附情報交換会を開催しました!
こんにちは。
スタッフの大滝です。
With コロナの時代において、リモートワークが当たり前になり、職員全員が顔を合わせて仕事をする機会が少なくなりました。
職員同士のコミュニケーションが希薄化してしまうのではないかという思いから、
この度、任意参加型の社内交流会を発案いたしました。
今回は、「第1回寄附情報交換会」の模様をお伝えしてまいります。
寄附情報交換会といたしましたが、なぜこのテーマを選んだかと申しますと、
①弊社独自の寄附手当制度の趣旨を理解したい。
②職員各自の寄附手当の使い道(寄附先)を知りたい。
③職員がどんなことに関心があるのか知りたい。
という3点の目的がございました。
寄附手当ってなんだろう?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、弊社の寄附手当制度について、簡単にご説明いたします。
~寄附手当とは~
アンパサンド独自の制度で、毎月1,000円~3,000円の手当が全職員に支給され、各自が好きな任意の団体へ寄附する制度です。
弊社では、公平で豊かな社会を構築するための社会への価値提供を最大のミッションとしており、
寄附という行為を通して全職員に社会への貢献を意識する。という代表の想いがあります。
また、公益団体への寄附税制の対象となるため、それにより全職員が自ら確定申告を経験する。という意図もあります。
1.寄附金税制について
まず初めに、寄附金税制について整理していきました。
個人が支出した寄附金は、確定申告を行うことで、所得税・住民税の還付を受けることができる場合があります。
一方、法人が支出した寄附金は寄附先の区分により、一定の限度額または全額が損金に算入できます。
整理した内容を表にまとめましたので、参考にしてください。
【所得税・法人税・住民税の寄附金税制の比較】
「どんな団体への寄付」かによって、税額控除の計算方法や金額が異なる仕組みになっています。
2.寄附手当の使途先と職員の関心ジャンル
続いて、参加した職員より、
⑴職員が行っている寄附
⑵今後寄附を考えている寄附先・関心のあるジャンル
を発表していただきました。
その中のいくつかをご紹介いたします。
⑴職員が行っている寄附先
地方団体への寄附(ふるさと納税)
特定NPO法人Learning for All … 子ども・教育関係
NPO法人KATARIBA … 子ども・教育関係
若者メンタルサポート …メンタル支援
一般社団法人たからばこ … 障害児支援
ダイアログ・イン・ザ・ダーク …視覚障がい体験イベント企画
一般社団法人震災復興支援協会つながり …災害救援活動
一般社団法人ペットの里 … 動物保護
NPO法人HERO … カンボジア支援
社会福祉法人墨田区社会福祉協議会
などなど
印象的でしたのが、参加者の半数以上が地方団体への寄附(ふるさと納税)を行っていたことです。
目的はそれぞれですが、「ふるさと納税を通して団体への寄附ができるから」、「自分または家族の出身地だから」、
また「返礼品が魅力的だから!」などが挙がりました。
ちなみに、私もふるさと納税を3年ほど行っておりますが、
直近では「アザラシの保護」に使っていただけることを知り、北海道紋別市へのふるさと納税を行いました。
⑵今後寄附を考えている寄付先・関心のあるジャンル
上記をうけて、弊社職員が関心のあるジャンルを集計して、図にいたしました。
実際に行っている寄附先と結びついていることがよくわかります。
普段から、「困っている人、場所、もの」に対して自分は何ができるか。という意識や、
自身の実体験から支援をしたいという考えを持つ職員が多いように思います。
3 寄附情報交換会を終えて
アンパサンドの寄附手当制度に惹かれ、ここで働きたい!と強く思い、
入社してから3か月が経ち、このような会を開催することができました。
寄附先の情報交換はもちろん、職員の関心事を知るきっかけとなり、
情報交換会+交流会の2つの要素を満たすとても有意義な時間となりました。
また、本会でも話題に挙がりましたが、日本では、寄附という文化があまり浸透していないように感じます。
寄附に興味があっても、「どこに寄附したらいいかわからない」、「手続きが大変なのではないか」、
「きちんとした目的で使ってもらえるのか」等、様々な不安により行動できない方もいらっしゃると思います。
私もその一人で、寄附情報交換会を発案しておきながら、寄附活動はまだ行えていませんが、
まずは自分の関心のあることを調べることから始めてみます。
寄附はあくまで手段であり、目的を持つこと、そして社会で何が起こっているかを理解することを、
自分の寄附活動への指標として掲げようと思います。
今回の交流会は、任意参加型で終始、和やかな雰囲気で楽しい交流ができました。
また、機会を見つけ、ぜひ開催したいと思います。